こんにちは、hypnos編集部です。
寒さが厳しくなりはじめるこの時期、「手足が冷たい、冷え症を解消したいけどなかなか治らない・・・」と感じていませんか?
冷え症の対策や解消法は様々に紹介されておりますが、冷え症にも複数のタイプがあるのはご存知でしょうか?
自分の冷え症のタイプを知ることで、正しく対策ができるようになります。
今年の冬は自分の冷え症タイプを把握し、しぶとい冷え症を解消しましょう。
この記事では、「冷え症の4つのタイプ診断」、「タイプ別冷え症解消方法」について詳しく解説していきます。
冷え性について悩む方の参考になれば幸いです。
目次
あなたの冷え症は何型?冷え症診断
冷え症には、様々な種類があります。下記の質問に答えるだけで冷え症診断ができるので、是非ご自身がどのタイプの冷え症なのか、確認してみましょう。
チェック項目に答えて4つのタイプのうち1番多くチェックしたところがあなたの冷え症タイプです。
1.四肢末端冷え症
- 手足・足先が冷たい
- 水虫がある
- ダイエット中である
- ヒールの高い靴をよく履く
2.内蔵冷え症
- ストレスを感じている
- むくみやすい
- 夜中に頻繁にトイレに行く
- 生理痛が重いもうだ
3.ほてり下半身冷え症
- 夜中に頻繁にトイレに行く
- 生理痛が重いもうだ
- ストレスを感じている
- むくみやすい
4.複合型・全身冷え症
- 体温がいつも36℃以下
- 貧血気味である
- あまり汗をかかない
- 朝起きるのが辛い
タイプ別冷え症の特徴と解消方法
上記の冷え症タイプ診断でご自身の冷え症タイプが確認できましたでしょうか。
次に、タイプ別の冷え症解消方法について解説していきます。
1. 四肢末端冷え症の解消方法
1の項目に当てはまる数が多かった方は、「四肢末端冷え症」タイプです。手足の先が冷えやすく、特に寒い時期は冷えが重症化します。
対策としては
- 運動して全身に筋肉をつける
- タンパク質を多く含む食事を意識する
- シャワーだけでなく湯船につかる
などがあげられます。体の末端が冷えやすいタイプなので、手袋や靴下をうまく活用しましょう。
皮膚温度が上がったあとに深部体温もつられて上がります。
2. 内蔵冷え症の解消方法
2の項目に当てはまる数が多かった方は、「内蔵冷え症」タイプです。
体の表面は温かいにも関わらず、内蔵が冷えてしまうタイプで、生活習慣の乱れが大きく関わっています。
また、体の表面は温かいため自分でも冷え症であることに気づかないことがあります。体のだるさを感じる、風邪をひきやすくなった、などの症状を感じたら、このタイプの冷え症である可能性が高いです。
内蔵が冷えていると、エネルギーを作り出す筋肉の収縮運動が落ち、健康を保つための熱を全身へ十分に届けられません。
そのため、胃腸をはじめ内蔵の働きが悪くなるため、体調不良を引き起こしやすくなってしまいます。
このタイプの冷え症を放置すると、腸内環境の乱れや機能低下などを引き起こしてしまいます。
その結果、腸が動かなくなり、慢性的な便秘や下痢といった便通異常を併発することも少なくありません。
内蔵冷え症の解消方法は、お腹を温めることが1番です。
主な対策としては
- 生姜など体を温める食事を摂る
- 漢方を活用する
寒い冬はカラダを温める漢方薬で熱源をプラスしましょう。漢方薬の中で、カラダを温めるものを“温裏薬”といいます。乾姜、附子、桂皮、細辛、呉茱萸などの生薬がこれにあたります。
■体を温める代表的な漢方処方
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
3. ほてり下半身冷え症
2の項目に当てはまる数が多かった方は、「ほてり下半身冷え症」タイプです。
「ほてり冷え」は冷え症の中でも比較的軽度な1の「四肢末端冷え症」や2の「内蔵冷え症」タイプが進行した状態で、放っておくと身体中が冷える「全身冷え症」へと進行してしまいます。
ほてり下半身冷え症には、自律神経を整えることと、血のめぐりを促進させることが有効的です。
また、冷えている箇所とほてりを感じる箇所が混在しているため、一般的に冷えに効くと言われている対策も逆効果になってしまう行動があります。冷えを改善するためには、日常的に寒暖差をなくすことが必要です。
やっては行けない行動
・長時間の入浴
体の芯が温まるまえにのぼせてしまう。無理して続けるとあがった後にめまいを起こすこともあるので危険。
・首から肩全体を冷やす
自律神経の乱れや全身の冷えを招く。熱帯夜など特別な場合を除いて首回りは冷やさないように。
・首のつまった洋服
のぼせたときの汗が逃がせず、逆に体を冷やしてしまう。
ほてりを感じやすい「顔」「脇」「手先」「足先」は、一時的に冷やして、熱を逃がし、 一方で、「首のうしろ」「お腹」「お尻」「足首」は、部分的に温めることが効果的です。
4. 複合・全身冷え症の解消方法
2の項目に当てはまる数が多かった方は、「複合・全身冷え症」タイプです。基礎代謝が低下している高齢者や細身の方などに多くみられるタイプです。熱の量が少ないために全身を温めることができず、全体的に冷えやすくなります。
もともとの虚弱体質や慢性疲労、老化、胃腸の弱りや無理なダイエットなどが原因になります。
体力が低下し熱を作り出すチカラが弱くなると、熱の量が不足し全身を温められなくなり冷え症に繋がります。また、熱を作り出すための原料の不足も注意が必要です。体力が低下し熱を作り出すチカラが弱くなると、熱の量が不足し全身を温められなくなり冷え症に繋がります。
また、熱を作り出すための原料の不足も注意が必要です。
主な対策としては
- 3食きちんと食べる
- 適度な運動を心がける
このタイプの冷え症では様々な原因が考えられるため、他のタイプの冷え対策方法も試してみて下さい。
日常的にできる体を温める方法
上記では、冷え症のタイプとその解消方法を紹介いたしましたが、具体的にどのようなことができるのか、簡単に日常的に取り入れられる具体策について紹介いたします。
避けたい日常的習慣
- アイス・冷たい食べ物を避ける
- 極端なダイエットは控える
- トイレは我慢しない
積極的に取り入れたい行動
- 毎食に温かい汁物を取り入れる
- お風呂はぬるめのお湯にゆったりつかる
- ストールやひざ掛けを持ち歩く
当店で取り扱っております、「リカバリークロス+」や、「ブランケット」は冷え症対策にもおすすめです。
大判サイズのため肩掛け、ネックウォーマーブ、ランケットなど、様々なシーンでご利用できます。シリコンボタンを使用し、生地だけでなくボタンまで肌あたりを優しく仕上げました。
繊維をダブル編みすることでより保温性を高め、寒い時期にぴったりの暖かな素材となっています。また、高い17.5ミクロンの細いメリノウールを使っているので、ウール特有のチクチク感を抑え、柔らかく肌触りの良い仕上がりになっています。
タイプ別冷え症についてまとめ
以上でご自身の冷え症とタイプ別の解消方法をご確認いただけましたでしょうか。
冷え症には、いろいろな角度から日常生活を改善していくことが有効です。冷えは万病のもとともいわれていますので、今から対策をして冷え症を解消しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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